映画鑑賞記とBASS釣りと馬とetc.

見たDVDを記録しておいたり、読んだ本を忘れないようにしたり、釣りネタや競走馬の事等を書いています。その他の趣味の話にも触れています。お暇がありましたらどうぞ。

レッド・ファミリー

『レッド・ファミリー』

北朝鮮工作員の疑似家族が韓国において、人間性に目覚めていく過程を描いたコメディサスペンス。

キム・ギドク脚本の魅力が炸裂しており、北朝鮮という国家のありようがリアルな悲しみにつながっている。

 

しかし、他の国ではなく、朝鮮半島だからこその作品だな…。

 

 

 

リトル・シングス

『リトル・シングス』

アメリカの刑事ドラマみたいな映画かなと思っていたのですが、結果はスリラーでした。

捜査を担当する優秀な刑事と元刑事が猟奇的な犯人を追いかけるが、真実は闇の中に…。

というか、その後はどうなったのか?

 

なんとも微妙な印象に。

ナイト・ウォッチャー

ナイト・ウォッチャー』

アスペルガー症候群の主人公は職場であるホテルで盗撮をしている。

そこで客の女性が入墨の男に殺される。

犯人と主人公との間に現れるヒロインが美しい。

そして、周囲がみんな壊れていく。

 

どこか分かりにくく、単純な話を難しくして滑っている。

 

己惚れの記

『己惚れの記』

中路啓太という作家の時代小説なのですが、これが面白かった。

武士が武士らしさを失いつつあった時代に、忠義を貫いた生き様が美しい。

天保の改革に失敗した水野忠邦、その周囲がどうであったかを学べて、その点も良かった。

 

やはり、時代小説はいいな~歳かな(笑)。

欧州攻略

『レイダース 〜欧州攻略〜』

スパイアクションというかパソコン兵器を巡る強奪劇が展開される。

良い意味で、昔の香港映画の雰囲気がある。

ストーリーは壮大だけれども、なんというか、核となるネタは単純。

楽しめる作品だった。

帰郷

『帰郷』

藤沢周平の小説を仲代達矢で映像化した時代劇。

ヤクザ者の最後の闘いが描かれている。

 

現代とは異なる世界観。

しかし、どこかで通じている。

見ごたえは十分だった。