将棋界では 渡辺vs藤井 という自分よりも若い二人の熱戦が世間を盛り上げていた。
ルールも分からない自分には正直よく分からないが…凄い頭脳の激突だったのでしょう。
しかし、最近相継いだ若い人の自殺には淋しい思いが強い。
自分などは独りで暮らしており、ペットも植物も世話をしていないため、命に対する執着は薄い方かもしれない。
酒を飲んで気持ちよくなり落ちる寸前などは「このまま目覚めないですめば最高だな」と感じている事も多い。
そんなときに、楽に死ねる薬のカプセルでも持っていたら、のまないと言える自信はない。
自殺願望は無いけれど、死ぬことがそんなに遠いとは感じていない。
だけれど、そんな風になったのは色々な希望を見失った30代半ばくらいからで…。
自分よりも若い、そして才能豊かな人達にとっても、死が近い距離にあるという現実はやはり淋しい。
「生きたくても、生きられない人も…」なんて意見は的はずれだと思うし、明るい未来を描くのは難しい時代。
しかし、なんとも淋しい。
僅かにだけど、こんな社会で、若い人たちには申し訳なく思う。