『スチームボーイ』 大友克洋監督の作品。 アニメ映画であるにしても、2004年にこんな作品を産み出していたのだから、日本のアニメは凄い。 正直、分かりにくいものも多くあるが、これは良かった。 今年のラストかな。
『天保悪党伝』 藤沢周平の連作短編集。 江戸時代の悪党は、どこか今よりも魅力的に見える。 時代のせいかな。 新潮文庫。
『アンノウン・ボディーズ』 ベルギーで製作されたスリラー映画。 首無しの女性の遺体が次々と発見され…。 警察はプロファイラーを頼るが、その男も心を病んでいて…。 昔見た作品が気になったので、見直して見たというやつですね。
『炎のデス・ポリス』 警察署に連行した男は、連れ込んではいけない奴だった…。 という目茶苦茶な話が展開するアメリカらしいアクション映画。 連れ込まれたおとこを狙って殺し屋達が迫りくる。 2021年の映画らしい。
『マーシャル・エンジェル』 スー・チー主演のアクション映画。 2001年の作品だが、今見ても面白い。 香港映画の良かった時代だな〜と思い出した。 しかし、泥棒映画、これからは難しいだろうな。
『おじいちゃんはデブゴン』 中国マフィアとロシアマフィアの抗争に、認知症の元警官と、近所の娘が巻き込まれる。 アクション映画の主役が認知症の設定なのだから、今風だな、と思ったが数年前の作品だった。 思っていたよりも、かなり哀愁漂う雰囲気の作品…
『AIMEE/エイミー マリーン・フォース』 海兵隊員の妹が売春斡旋業者に拐われた事から始まる映画だが、どこか社会派とアクションの融合がアンバランス。 なんでだか、魅力のわかりにくい作品になってしまった。 さらわれた少女の役を、もっと可憐な子に割り…
『ウルフパック/狼群』 資源問題の問題を排除するために、中国の傭兵集団が奮戦する。 中東のテロリストとの闘いが描かれた、中国のアクション映画。 最近の中国映画は、本当にアメリカ的だな~と思ってしまう。
『暗殺』 2015年公開の韓国映画。 独立運動家をチョン・ジヒョンが熱演。 女優目的に見たが、戦時下の韓国の捉え方等も含めて面白かった。 日本側に密偵として雇われるもの、祖国のために闘って散っていくもの、そのコントラストが韓国映画だと美しい。
『ミッドナイト・マーダー・ライブ』 メル・ギブソン主演のスリラー?映画。 ラジオ局に電話をかけてきたのは、サイコパスか、それとも昔の知り合いか? ラジオ局には爆弾が仕掛けられ、いよいよ身動きが取れない状況に…。 よく作ってあるが、どこか後半は失…
『BLEACH』 福士蒼汰主演のアクション映画。 死神代行という役割を担って、怨念と闘う。 杉咲花演じる死神はどうなったのか? 原作を知らないからか、どこか入りきれなかった。
『ベネシアフレニア』 ベネチアで観光客を次々と殺害する殺人鬼。 オーバーツーリズムに苦しむ街のリアルがそこにあるのか…主人公たちも、一人一人消えていく。 日本版も見てみたくなる内容だった。
『ブラックライト』 FBIの潜入捜査官がしくじった際に救出する。 そんな仕事を続けてきた元軍人が、家族のために仕事を辞めようとしたとき、権力の闇と向き合う事になる。 そんな、リーアム・ニーソン主演のアクション映画。
『インフィニット 無限の記憶』 前世の記憶を持ったまま転生できてしまう人間たちの苦悩と闘いが描かれる。 個人的には、全てを終わらせたいと考える方に共感してしまう面もあるが…。 発想は面白い。
『プリズン・ダウン』 チェチェン共和国の監獄から、テロリストを奪取する、という無理難題に挑む物語。 アクション映画なのですが、何故か肉弾戦が多いことに…。 現実はもっと銃火器で決まると思うが…面白かった(笑)。
『ドアーズ/Doors』 2021年のSF映画の方のドアーズ。 観念的な設定で、ただ投げるだけ、といった感じの作品。 世間の評価が低いのが当然と感じてしまう、その程度のものだった。 なかなか、傑作には当たれない。
『スナイパー コードネーム:レイブン』 ウクライナとロシアとの現代の戦争を、ウクライナ軍のスナイパーの視点で描いた戦争映画。 実在のスナイパーをモデルとしているようで、映像も内容も陰といった雰囲気。 最近は、すっかりイスラエルに話題を攫われた感…
『ガンズ・アンド・キラーズ』 ニコラス・ケイジ主演の西部劇。 復讐のために闘う子連れのガンマン、という分かり易い設定。 ストーリーも単純。 しかし、西部劇はそこがいい。 いい意味で、アメリカらしい。
『新SOS大東京探検隊』 大友克洋原作のアニメ。 東京の地下に今も残る地底世界を、少年たちが探検し、不思議な人たちと出会う。 居場所、地底、どこか平成を感じやすい。 短い点も良いですね。
『PLAN75』 昨年公開され、その怖さから話題にしてよいのか悩んだ人も多かった作品。 75歳以上の人は、生きにくかったら安楽死を選択できる社会。 まあ、暗に求められる社会なのですが。 倍賞千恵子の声が作品に染みわたる。 高齢者狩りのリアルも含めて恐ろ…
『刑事長』 姉小路祐・講談社ノベルス 1992年の作品なので、もう出版から30年以上が経っている。 確かに、今の若い人たちには共感できない価値観満載であり、世界観が大きく現代と異なる。 大阪で惨殺された女性の遺体が発見され、一人の刑事が事件解決に奔…
『TAITAN タイタン』 2022年のSF映画。 水資源を求めて異星人と闘うという未来の設定にうまく入っていけない…。 正直、微妙な作品で、分かりづらい。 洋画は当たり外れの差が激しくて、チョイスが難しい。
『ロストケア』 松山ケンイチ&長澤まさみ主演のヒューマンミステリー映画。 原作が素晴らしかったが、叙述トリックの映像化に難があると思っていたので、正直期待していませんでした。 ところが、映画はヒューマンドラマとして、大傑作になっていました。 …
『ヨンガシ 変種増殖』 水辺で次々と人が死んでいく。 最初はわからなかった原因が、ハリガネムシと判明する。 特効薬まで見つかるが、そこには陰謀の壁が立ちはだかる。 そんな感じの韓国製パニック映画です。 なかなか面白いが、これが10年以上前に作られ…
『阿弥陀パズル』 山田正紀の本格ミステリー小説。 エレベーターを使った失踪トリックの謎を、少女探偵と警備員が解いていく。 果たして、OLはどこへ消えたのか? 登場人物がそれぞれにポンコツだからか、テンポが良いのに緩い。 なかなかおもしろかったが、…
『イレイザー』 アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画。 証人を護る警官と、政治家と軍需企業と警察の裏の顔が激突する。 リメイクされたとも聞いたので見てみたが、オリジナルは1996年公開。 時代を感じる絵は色々とありました(笑)。
『キャプテン・ノバ』 オランダのSF映画。 25年後の未来から、2025年に未来人がやってきて、環境破壊を阻止しようとする。 北極は守られるのか、そして未来は。 中身は大人で、見た目は少女、そんなノバに託された。 環境問題がヨーロッパではうけるのでしょ…
『決戦は日曜日』 宮沢りえ&窪田正孝、二人が候補と秘書を演じて衆議院議員選挙に挑む物語。 世襲議員の悲哀や、地方議員との関係などがリアルに?コミカルなリズムで描かれる。 不祥事なんて田舎では関係ない、そんな状態も(笑)。 それにしても、女性初の…
『元彼の遺言状』 このミス大賞を受賞した宝島社文庫のミステリー小説。 著者の新川帆立さんは弁護士なんだそうで、法廷ものかな、という先入観はあったが、実際は遺言執行に関するお話。 綾瀬はるか&大泉洋でドラマ化して散々だったらしいが、原作は読みや…
『ノック 終末の訪問者』 ナイト・シャマラン監督のスリラー映画なのですが、終末の訪れを前に、それを止めるためには生贄が必要、という設定が日本人には難しい。 聖書だとか教会だとか、そういったところの世界観がわかるかどうかで、見え方も違いそう。 …